モノクロ写真家の日記:219
【秘すれば花】
写真集のお知らせからです。もう今では殆どが閉業しています神戸下町の鉄工所と職人の方々を撮影した写真集「鉄の華」「鉄のサムライ」(自費出版文化賞 特別賞受賞作)、現在取り組んでおります工芸士を撮影した「工人の軌跡」を販売しております。
写真家は、皆様の支援によって成り立ちます。
宜しくお願いいたします。
【秘すれば花】
世阿弥の言葉です。うろ覚えですが、元々神社の前で猿真似のような事をして「笑い」を奉納していたのが狂言の始まりで、鎌倉時代に「武士らしい格式のある舞台」を要請されて「能」ができた・・・とか言う内容だったと思います。
最近スレッドやYou tubeでカメラマンの方々の色々な情報や意見を拝見するようになりました。私は写真のことは竹島先生(脊柱管狭窄症の末期で寝たきり状態)としか話をしません。
竹島先生より出会った8年前から「長谷川さんは写真家型、芸術家肌なので先生には向かない。」と決められてしまったのですが、今となればしみじみ分かります。
私は語るよりも、貯めたエネルギーを作品に昇華していくタイプだと思います。
いわゆる「秘すれば花」なのでしょうか。
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