モノクロ写真家の日記④
私が時々撮影している、「平野(神戸市兵庫区)」は、私が若い頃に10年間一人暮らしをしていた山手の下町です。この土地は阪神淡路大震災のダメージを殆ど受けなかった背景があり、昭和レトロな建物や入り組んだ街並みが残っています。
しかし、撮影するには意外と難しい点があります。
①電線が異様に多い。
②町が入り組んでいるため、どこをどう切っていいのか迷う。
③入り組んでいるため、午後からは、殆どの家屋が影になっている。
④特別これといった特徴はない。
以上は、私の未熟さによる愚痴のようなものです。
でも、とても訓練になります。
モノクロは、「アンダー気味、ハイコントラスト」にすると割と格好よく仕上がりますが、この町はそうはいかない。
なぜなら、「アンダー気味、ハイコントラスト」にすると、この町の風合いがなくなるからです。
難しい!でも、面白い!
これからも訓練に足を運びます!
ちなみに、画像は私が10年間住んでいた文化住宅からの風景です。
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