1X＝スウェーデン発の世界最難関といわれるフォトストック。

（仕様）

1.有料・・・会員になり投稿するためには有料会員になる必要があります。初月は無料なので腕試しにどうぞ。

2.一作品ずつ投稿・・・約2日間かけて2/3が一般会員、1/3が学芸員やサザビーズクラスの一流写真家（エキスパート審査員）が審査します。具体的な数はわかりませんが、数百人の利害関係が全くない人々が作品だけ御覧になり審査します。この「利害関係のない」ところが気に入っています。

3掲載されるのは5％・・・一般会員、エキスパート審査員がだいたい50％以上採択すれば掲載されます。

4受賞するのは1％未満・・・エキスパート審査員が掲載された作品から選びます。受賞したらメールが届きます。そこに1％未満と書いてありました。

5一般会員でも審査できる・・・頑張って審査しています。多くの作品を審査することによって自分を振り返り勉強させてもらってます。

（感想）

1.王道はない。・・・なんでも投稿しています。アフリカの少数民族、アートヌード、ポートレート（若い女性が多いです）、都会の風景、田舎の風景、山岳風景、静物、動物、クリエイティブ作品・・・なんでも繰り返し投稿されています。繰り返し申し上げますが「こうすれば受かりやすい」はないと思います。自分の感性を磨き、表現力を高める以外突破口はないと思います。

2.真面目に取り組めば間違いなく上達する・・・私はSDカードから既存の作品を編集しなおし数時間かけて丁寧に編集します。だいたい２パターン作って、後日良いと思う方を投稿します。それでも狭き門はなかなか通りません。ボコボコにされたボクサーの気分が分かります。でも、落ちた方が「どこが悪かったか」考えるので上達のきっかけにもなりますが。

3.やっぱり「世界最難関」・・・やればやるほど厳しさを痛感します。私はテーマを決めて取り組むタイプなので現在は工芸士の方々を投稿しております。最初は「物珍しさ」でサクサクと通過していましたが、現在はちがいます。時々「同じ日に撮影し、技術も変わらないのに、どうして落ちるのですか。」という質問欄が審査している途中で少なからず出てきますが、痛いほど分かります。私は見栄っ張りなので書きません。それはそれと受け止めて、次に向かいます。（姿勢は立派ですが、心は泣いています。）

日本自費出版文化賞特別賞