モノクロ写真家の日記:114
とうとう、年末も押し迫ってまいりました。残すところあと2日ですね。
私は、去年同様Kindleの電子書籍を出版したり(今年は新しくできたペーパーバックに初挑戦しました。)、撮りだめているIstock(Getty Images)の修正(メーカーの字を消さないと受け付けてもらえないので。)をお正月にコツコツやろうかと思います。
その第一弾として、「近くへ行きたい Ⅳ」(電子書籍/ペーパーバック)がAmazonで出版されました。Amazonから「長谷川佳江」で検索してみて下さい。ペーパーバックは利益が殆ど出ませんが、一人でも多くの方々とつながりたいお手頃価格(税込み1320円)にしています。私も早速注文しました。どんな仕上がりになっているのか楽しみです。(#^^#)
思えば今年も突っ走りました。秋ごろ体調不良で倒れましたが、個展3回、グループ展1回をこなして、9月には新写真集「鉄のサムライ」も出版いたしました。
只今は新しいテーマに挑んでいます。前回の個展では「市井堂」にいたしましたが、やはり職人好きが高じて、色々な兵庫県の工房を撮影しております。
今のところタイトルは「工芸士の轍」(こうげいしのわだち)にしようと思います。工芸士は、「安定した高い専門技術をもつ者」の意味で、轍は「足跡、業績」の意味です。工芸士の皆さんにお会いするとそれぞれの努力や工夫や頑張りや、心意気に触れることができ、大変刺激を受けています。
来年も、引き続き工房巡りをさせていただきます。100均ショップや中国製品の台頭で、工芸士が随分と減っております。(私も100均ショップにお世話になっていますが。)しかし、このままで良いのかと疑問に思うところがあります。
匠の精神は日本独特のものと聞いたことがあります。他国の方々には真似ができないので、完全にマニュアル化したドイツに学びに行くそうです。続きはまたの機会に。
良いお年をお迎えください。来年も、宜しくお願いいたします。<(_ _)>
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