モノクロ写真家の日記:125
【反省会:少し方向転換を試みたいと思います。】
2021年9月に出版しました。「鉄のサムライ」の売れ行きが本当に伸びません。
ダブルトーン印刷、幅広く深い表現・・・好みはございますが前作よりレベルアップした良い写真集だと思います。
しかし、売れない・・・。
皆さんがひっ迫した状況で生活なさっているのかと思えば仕方のない事だと思います。
しかし、パソコンで散見するのですが、「パソコンに沢山出ているからわざわざお金を出して買わなくてもいい。」と思っていらっしゃる方が結構いることに気づきました。
そういえば、最初の写真集を出した時に、面と向かって「Facebookでさんざん見てるから、いりません。」と仰った方がいました。
誰でも、スマホやパソコンを持っている時代・・・その中で、作品や写真集をどうアプローチすればいいのか、考えに考えました。
私は、自分の写真家活動を見てもらうために数日に1度程度、SNSに投稿してきました。
その中に現在取り組んでいる「工人の軌跡」=匠人の作業風景を掲載してきました。
それを、控えたいと思います。もちろん撮影は順調に進んでいます。
「どうせ、SNSで観たから。」という理由で、個展に足を運んで下さらない、写真集もご購入頂けない・・・そのようなマイナス面に繋がる不安が徐々に私の中で芽生えてまいりました。
今後は「近くへ行きたい」シリーズを主にして、本線のテーマは控えることにしました。
もしかすると、コロナ渦も長引き「芸術」そのものの価値が薄れているのかもしれません。
ただ、写真集を2冊共ご購入下さった方、ご支援頂いた方には、大変感謝しております。
ご要望に応じて、メッセンジャー他で進捗状況を報告いたします。
ご迷惑でなければ、勝手に送信するかもしれません。(;^_^A
忌憚なく、リクエストをお待ちしております。<(_ _)>
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