モノクロ写真家の日記:144
【土佐鍛冶屋巡り】
10月12日~14日に、高知県の鍛冶屋さんを数件出張撮影させて頂きました。
高知県は「土佐打ち刃物」が伝統工芸品だそうです。
鉄の棒から鍛造して、研磨、焼きなまし、焼き入れ、研ぎ等、一件の鍛冶屋さんで最初から最後まで手作りで仕上げてtいく様子は、分業体制をとっている三木・小野の鍛冶屋さんと違って新鮮でした。
そして、高知も三木・小野も同じなのですが、高齢化やその他による廃業が増えてきており、「日本人の物づくりの素晴らしさを、日本人が忘れている」昨今の現実は、どこへ行っても残念に思えてなりませんでした。
少数派ですが、父親の跡を継いでしっかりと頑張っている鍛冶屋さんがあり、今回3件はそうゆう所でした。父親から受け継いだ技術を踏まえながらも、自分流に創意工夫して今の時代を戦っている姿は頼もしく、そして美しく感じました。
今回は仕事なので、スポンサーの方に了解を得た「笹岡鋏製作所」https://www.hasamiya.jp/
をご覧頂きます。
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