モノクロ写真家の日記:165

【一眼レフカメラで撮影することの意味】

スマホがどんどん進化してきました。

ボタン一つで風景やポートレートが撮影でき、自分好みに編集できます。

そんな、昨今で敢えて一眼レフカメラで撮影することの意味を考えてみました。

現在私は、兵庫県内に在住する工芸士の方々を撮影しています。

何度も何度も通ううちに、私なりの変化を見出しています。

それは、「私と被写体の間にある空気感」です。

一度では絶対に撮影できないものがそこにはあります。

写真家は、風景でも被写体でも何度も繰り返し試行錯誤を実行します。

そうゆう粘り強さを、スマホでは叶えられないと思います。

「とりあえず綺麗にかっこよく。」はスマホで十分叶えられます。

晩年のセザンヌがセントビクトワール山を何度も何度も描き、とうとう自分と山との間にある空気感を表現できるようになっています。

私は写真ですが、その粘り強さを座右の銘にしています。


長谷川佳江(はせがわよしえ)/モノクロ写真家/カメラマン 神戸市からの出張撮影・写真集販売

【出張撮影】 兵庫県神戸市在住の女性写真家、長谷川佳江が撮影します。 2時間20000円(約50以上のデーターのみ)交通費実費請求 本格的な写真家が撮影します。カラー・モノクロどちらもクリエイティブに! 工場写真、広告写真、家族写真、店舗、物撮り等、何でも気軽にご相談下さい。 【連絡先】 090-3707-3847 philosopher6_6@outlook.com

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