モノクロ写真家の日記:228
【登らなければ観えない景色がある】
まず、個展のお知らせです。
日時:11/27(水)~ 12/1(日)
場所:原田の森ギャラリー(兵庫県立美術館王子分館)
時間;11:00-18:00(17:30最終入場)
12/1のみ-16:00(15:30最終入場)
毎日受付にいます。皆様とお会いできる日を楽しみにしております。
【登らなければ観えない景色がある】
わたしは写真家として「塩屋漁港」で3年間、「下町の鉄工所」で3年間撮影を続け、「工芸士」をテーマにした活動に至りました。
前にブログでお話したのですが、「やはり工芸士さんをテーマにするのも3年かな。」と思い、来年の11月を最終としておりました。
そのことを、各工芸士さんにお伝えしたところお二人から貴重なアドバイスがありました。
お一人は「お客様が飽きるとかじゃなく、長谷川さんが本当に撮りたいものを続けたらいかがですか。後悔しますよ。」と。
もうお一人は私の写真家としての「根幹の揺らぎ」を指摘して下さいました。(以前は県外へ広げて続けていくと話していました。)
それと、1Xとの出会いが私を反省させてくれました。
提出する際に痛感するんです。やはり時間をかけて関係を築いた関係の工芸士さんの作品は、一回だけ撮影したものとは違うのだと。物語と思い入れを感じるんですよね。
登らなければ観えない景色に来た私だから、モノクロで地味な作風でも海外で認められたと思っています。
・・・ということで「工人の軌跡」は続けていこうと思います。次回からは新しい工房も参加できるように努めながら。まだ、登りたいです。
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