モノクロ写真家の日記:254
【個展の準備完了しました。】
5月21日より開催する個展「工人の軌跡」は最後になります。
私は色々な工芸士に出会い、その中で色々考え感じたことを表現してきたつもりです。
今回は「一対一」の撮影方法だったので、深堀ができました。
しかしながら、支援者の低下により当初の目標であった「深く、幅広く(遠方に撮影)」が叶わなくなりました。叶った時には再開する可能性がございますが。
今後も風景写真や市井の方々を撮影しながら、気長に経済的な余裕ができる時期を待ちます。
現在、一部地域ではインバウンド特需になっておりますが、日本全体でみると工芸は衰退の一途を辿っています。それぞれが必死に日々を戦っています。
日本人が日本独自の素晴らしい文化(工芸)を見放してしまった現在。
私にできることは、応援していくこと、そして撮ることです。
どんな形であれ、続けていく所存です。
0コメント