モノクロ写真家の日記:90
ご存知かどうか分かりませんが、私は若い頃本格的に絵を描いてました。
個展も2度開催しましたが、阪神淡路大震災を機に「芸術活動の意味」を失い、社会福祉分野で約20年務めてきました。
息子が中学になり、育児の手が離れたところで「表現の世界」へ戻って参りました。
しかし、以前の油絵ではなく、写真でした。
そんな私が写真を始めて6年間複数の方に「手だけ撮ってみたらどうか。」とアドバイスを頂いていたのですが、絵描き上がりの私には「手は習作のためにあるもので、独立して作品にするものではない」という刷り込みが強すぎて「手だけの作品」はできませんでした。
絵画は独立して作品にするものなので、未だに組写真が苦手です。
そんな私が、始めて「手だけの作品」を切り取ってみました。いかがでしょうか。
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