モノクロ写真家の日記：140

【嗚呼！日本自費出版文化賞　特別賞に選ばれたのに！】

数日前、電話がかかってきました。こんな感じです。

「日本自費出版文化賞の特別賞を受賞しました。おめでとうございます。」

私「あの、賞金はあるのでしょうか。」

「表彰状だけです。東京で表彰式がありますので、ご参加ください。後日郵送します書類をお読みください。」

私「はい。（小声）」

私は、貧乏写真家です。表彰状なんていらないからクオカード5000円分でも送ってきてほしいと、とても残念に思えてきました。

「となりの人間国宝さん」に選ばれた時は、認定証をメルカリで売り飛ばした位です。(;^_^A

それから印刷会社に連絡。トーンは落選した感じでした。営業の方に「お金が出なければ、落選と同じ。」と愚痴までこぼして。(;^_^A

それが、時間と共に「結構、大きな賞もらったのかも。」という嬉しさに段々変わってきました。そして、撮影協力して下さった鉄工所の方々、指導をして下さった竹島先生、クラウドファンディング等で資金援助をしてくださった支援者の皆様、そして親身になって意向を叶えてくださり、初の「ダブルトーン印刷」を納得のいく形で仕上げてくださった交友印刷の皆様。

この一冊のモノクロ写真集「鉄のサムライ」ができるまでに、多くの方々の力を頂いたんだなあ・・・と感謝の気持ちがこみ上げてきました。

でも、東京の表彰式には行きませんよ。お金がもったいないから。（＝ないから。）

パニック障害もあるので、人の集まり苦手ですしね。(#^^#)