モノクロ写真家の日記:147
【×マッチ売りの少女→○写真集売りのおばちゃん】
(写真集販売しています!)
お求めになられた方には大好評で、日本自費出版文化賞で「特別賞」まで頂いた渾身の写真集です。
「鉄のサムライ」は、長谷川が3年と少し下請け鉄工所を撮影させて頂いた集大成になっています。
写真集の完成度は高く、鬼師匠が未だに「良い写真集ができた。」と評価して下さいます。どうせ、2冊目の写真集だから同じようなものだろうと思っている方は誤解です。
鬼師匠にダメ出しされた1冊目の反省点を踏まえ、幅広くそして深く表現した作品群です。
コロナ禍(2020~2021年)に撮影したものは、記録としても希少であると思います。
なかなか入ることのできない世界を、写真集を通じて体感してみて下さい。
「光の塊(SNS掲載の作品)」とは全く違った印象を受けるはずです。
私も写真家活動をご覧頂くため光の塊を投稿していますが、光の塊は作品ではないと思っています。是非、情熱のこもった長谷川の世界観を手に取って体験してみてください。
さて、年末もそろそろ近づいてまいりました。私は急に寒くなったので自宅に籠ることが多くなりました。寒い中、果敢に撮影していらっしゃる皆様には頭が下がる思いです。
コロナ渦からようやく抜け出し、ボツボツと出張撮影が入ってきたと思ったのもつかの間、最近ではめっきり暇になってしまいました。
あまりにも貧乏で、働いている20歳の息子から「1000円ちょうだい。」といよいよになると
無心する有様。((+_+))
写真家活動は、実質持ち出しばかりです。今回のテーマは、交通費もかかる「工芸士」をテーマにしています。
この間、暗い商店街で籠をもって「写真はいりませんか~。写真集はいりませんか~。」と売りに行くマッチ売りの少女、写真家バージョンの夢を見ました。
お正月は来るのかなあ。
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