モノクロ写真家の日記:186

【写真家と呼ぶ勿れ】

最近、元コマーシャルフォトグラファー兼写真専門学校の講師の竹島師匠から、「今は誰でも写真家と気軽に名乗るが、昔は写真家はそれだけを生業にしている人だけが名乗った。」と伺ってハッとしました。

現在の私は写真家として個展を年に2-3回開催、少しばかりの収入も得ていますが生活を支える程には至っていません。出張撮影や、通販などで何とか生計を立てていますが、毎月火の車です。(;^_^A

師匠の定義からすれば私は純粋な「写真家」ではありません。なのに「モノクロ写真家」と名乗るのは、目指したいという願いからです。

写真家はテーマを決めて撮りたいものを追求していく人です。その結果支援者の方々が写真集や作品に対価を払ってくださる・・・そんな感じです。

カメラマンは、お客様のニーズに合わせて何でも写真を撮る仕事です。私も出張撮影の時はカラーで撮ります。主にフラッシュやその他光も使用します。(最近印刷会社の担当の人が、カラーを撮れないと勘違いしていました。(;^_^A)

以上のように考えると写真家と名乗っていて「写真教室」だったり「写真コンテストの審査員料」で生計を立てていらっしゃる方々は除外されます。

観てもらうだけのグループ展、個展を開催される方も当然除外されます。

今は「写真家」と誰でも彼でも私でも名乗れる気楽な世代。

私も時代のいい加減さに甘え「写真家」と名乗らして頂いています。しかし、竹島師匠の定義づける「真の写真家」目指して写真表現向上に努めます。


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